目次
- 目次
- はじめに
- 1. タイプ/バージョンについて
- 2. おすすめ規格(バージョン)と選び方
- 3.1 IVANKY JPIVANKY-HD03
- 3.2 エレコム HDMIケーブル スーパースリム CAC-HD14SS10BK
- 3.3 Snowkids 8K対応 HDMIケーブル HDMI-8K-G
- 4. まとめ
はじめに
この記事ではおすすめのHDMIケーブルと、ケーブルの違いや選び方について紹介しております。
1. タイプ/バージョンについて
HDMIケーブルにはタイプとバージョンが存在します。
タイプ
上記画像の左が一般的に見るHDMIケーブル タイプAと呼ばれるものです。
右がミニHDMIケーブル タイプCと呼ばれるものです。
他にもタイプが存在しますが割愛し、今回は一般的なタイプAについての記事となります。
バージョン
HDMIにはバージョンが複数存在し、
現在語られるものは主に以下のようなものがございます。
HDMI ver1.2 (スタンダード)
帯域幅:4.95Gbps
解像度/フレームレート:1,920×1,200/60p
HDMI ver1.4 (ハイスピード)
帯域幅:10.2Gbps
解像度/フレームレート:4,096×2,160/24p
3,840×2,160/30p
HDMI ver2.0 (プレミアムハイスピード)
帯域幅:18Gbps
解像度/フレームレート:3,840×2,160/60p
HDMI ver2.1 (ウルトラハイスピード)
帯域幅:48Gbps
解像度/フレームレート:7,680×4,320/60p
3,840×2,160/120p
帯域幅とは状況に応じて使われ方が異なりますが今回は速度と捉えられます。
解像度は、世間で4K映像、8K映像と言っているものを数値で表現したものです。3,840×2,160 これが4K
7,680×4,320 これが8Kにあたります。
このことから、HDMI ver1.4以上は4K映像に対応しており、HDMI ver2.1は8K映像に対応していることがわかります。
また下位互換性があるため、HDMI ver2.0を購入すれば verHDMI 1.2対応のデバイスでも基本的に利用できます。
フレームレートとは、FPSとも呼ばれ1秒間に何枚の画像を処理できるかということです。
つまり、フレームレートが高いほど滑らかな映像になり、低いほどカクカクしたり早い動きがぼやけて見えます。
従ってverが新しい程速く、高画質で滑らかな映像の出力に対応していることとなります。
但し、ケーブルが対応しているかどうかであり、テレビやモニターなど接続機器が対応していない場合は、ケーブル最大の力を発揮出来ないこととなりますのでご注意ください。
2. おすすめ規格(バージョン)と選び方
4K映像が増えてきたこのご時世。
しかしまだ8K映像は一般的に普及していないため、現状では費用対効果も加味するとHDMI ver2.0がおすすめです。
金銭的な余裕がある方や対応デバイスを持っている方は、HDMI ver2.1の検討をしても良いと思います。
また、ケーブル類であるのが断線や接触不良です。こちらの耐久性という面も踏まえて後述でおすすめ商品をお伝えしていきます。
3.1 IVANKY JPIVANKY-HD03
IVANKYのJPIVANKY-HD03です。規格はHDMI ver2.0で4K対応しており、
価格も長さ次第では2021年6末時点で1,000円以下ととても安価。
品質も好評で自信を持っているため、8K映像をすぐに出力予定はないが
4K対応ケーブルを安く購入したい方には大変おすすめです。
3.2 エレコム HDMIケーブル スーパースリム CAC-HD14SS10BK
エレコムのHDMIケーブル スーパースリム CAC-HD14SS10BKです。
他のケーブルと比べてその名の通りスリムなので、
見た目や線の太さが気になる方、短いケーブルが欲しい方にはおすすめです。
但し、注意点と致しまして規格は4K対応と書いてありますが、HDMI ver1.4かと思われます。
有名ブランドですので信用性はございますが、スリムな分耐久性に関してはわかりかねますので、
高品質な映像を長期的に出力したい。という方は前述のケーブルをおすすめいたします。
3.3 Snowkids 8K対応 HDMIケーブル HDMI-8K-G
Snowkidsの8K対応 HDMIケーブルHDMI-8K-G です。
規格はHDMI ver2.1で安全性と耐久性においても自信をもって提供しているようです。
8K対応HDMIケーブルの中では比較的安価で、接続面や線自体が加工されていない安物と比較すると断線し辛いようですので、
8K対応のデバイスで高画質な映像を出力したい方や4Kで120pを求める方にはとてもおすすめです。
4. まとめ
今回はHDMIケーブルを紹介致しました。
PCやモニター、テレビなど様々な映像の出力で主流となっているケーブルですので、
対応デバイスや長さ、予算も考慮の上ご自信に合ったものをご検討頂ければと思います。