GTPLAYER・Dowinx・AKRacingなど人気ゲーミングチェア10商品を、価格・レビュー・仕様を突き合わせて比較しました。
長く座っていると腰がだるくなってきて、気づけば座り直してばかり、ということありますよね。
1. はじめに
ゲーミングチェアは価格の幅がとても広い商品です。1万円台前半から5万円近くまで並んでいて、どこに何の差があるのかが外からは見えにくい。
この記事では、楽天市場で在庫が確認できた10商品を、価格・座面の構造・調整できる範囲・レビューの4つの角度から並べ直しました。ゲーム用としてはもちろん、在宅ワークで長時間座る椅子を探している方にも読んでいただける内容にしています。
2. ゲーミングチェアの基礎知識
張り地の2タイプ
張り地はPUレザーとファブリックに大きく分かれます。PUレザーは表面が滑らかで、飲み物をこぼしても拭き取りやすいのが利点です。
ファブリックは布地なので通気性に優れ、長時間座っても背中が蒸れにくくなります。手入れのしやすさを取るか、蒸れにくさを取るかで選び分けてください。
座面クッションの中身
座面の中身は主に3種類あります。モールドウレタンは型に流して成形するため密度が高く、長く使っても形が崩れにくい素材です。
ウレタンフォームは加工しやすく価格を抑えやすい素材です。コイルスプリングはソファに使われるもので、ばねの弾力で体重を受け止めます。
3. 評価基準
価格
根拠:価格データ今回の10商品の中で、購入価格が手頃かどうかを相対的に評価しました。1万円台前半から5万円近くまで4倍近い開きがあるため、同じ予算で何が手に入るかを見比べる軸として置いています。
座り心地
根拠:商品説明座面クッションの素材と厚み、背もたれの形状を見て評価しました。モールドウレタンやコイルスプリングのように、体重を分散させる構造が明記されているものを高く見ています。
調整機能
根拠:商品説明リクライニングの角度、アームレストの可動方向、オットマンや座面高の調整幅を見ました。体格や机の高さに合わせて動かせる箇所が多いほど、姿勢を固定せずに済みます。
信頼性
根拠:レビュー情報・ブランド実績レビューの平均点と件数を組み合わせてスコア化し、ブランドの実績も加味して評価しました。件数が少ない商品は、全体の平均へ寄せる計算にしています。
星はこの10商品の中での相対評価です。評価の方針はもちすけの戯言についてにまとめています。
4. ゲーミングチェアおすすめランキング
※本記事はアフィリエイト広告を含みます。価格やレビュー、ブランドの実績、商品説明をもとに作成した比較ランキングであり、執筆者が全商品を実際に使用したものではありません。価格・レビュー件数は変動するため、2026年8月時点の楽天市場の情報として参考程度にご覧ください。
| 順位 | 商品名 | こんな方に |
|---|---|---|
| 10位 | calmzen FABLISS | 家具屋が選んだソファ生地の肌ざわりを重視したいとき |
| 9位 | ウィステリア フリーダムチェア GCV22 | リビングに置いても浮かない布張りを探すなら |
| 8位 | DXRacer Drifting シリーズ | 3年保証と老舗ブランドの安心を取るなら |
| 7位 | ヤマソロ PROST | 白やくすみ色で部屋の雰囲気に合わせたい方に |
| 6位 | タンスのゲン 170°リクライニングゲーミングチェア | 枕と腰当ての2つを付け外しして調整したい方に |
| 5位 | AKRacing Nitro V2 | 180度まで倒して仮眠まで取りたいとき |
| 4位 | GTPLAYER BF088 | 1万円台前半で基本の機能を一通りそろえるなら |
| 3位 | Dowinx ゲーミングチェア 68シリーズ | 肘の位置を8段階で追い込みたいとき |
| 2位 | 大座面ゲーミングチェア SW02 | 厚みのあるクッションで包まれる感覚を優先するなら |
| 1位 | GTPLAYER GT002 | 価格と機能のバランスで迷ったらまずここから |
創業80年の家具店が、ソファにも使う生地を選んで仕立てたファブリックチェアです。背面には2つのクッションが付いていて、腰を痛めにくいよう配慮されています。耐荷重は150kg。
クッション材はウレタンフォームで、座面の構造そのものに凝ったタイプではありません。ただ、この商品の出発点は「リビングに置ける見た目」のほうにあります。ゲーミングチェアが欲しいけれど部屋から浮くのは避けたい、という悩みにまっすぐ答えた商品です。
布とビニールレザーを組み合わせた背もたれに、座部はモールドウレタンと成型合板。ゲーミングチェアらしい派手さを抑えた、部屋になじむ見た目です。可動式のアームレストとオットマンも付いています。
価格は今回の中でも高めの部類で、そのぶん星は伸びませんでした。ただ、黒一色のバケットシートが並ぶこのジャンルで、色と形をここまで柔らかくしてきた例は貴重です。見た目で妥協したくない方には十分候補になります。
ゲーミングチェアという言葉が広まる前からこのジャンルを作ってきたブランドの定番シリーズ。肘は上下左右前後に動く3Dアームレスト、リクライニングは90度から135度、15度のロッキングも備えます。
保証が3年というのは今回の10商品で最長です。レザーとファブリックの両方から選べるので、手入れのしやすさか通気性かを自分で決められるのも助かるところ。座面については「クッション」としか公開されておらず、そこだけは評価を伸ばしきれていません。
オフホワイト、グレージュ、ミスティローズ、アイスグレー、ラテベージュ。この色数は今回の10商品で頭ひとつ抜けています。フットレスト付きで、座面高は43〜50cmの範囲で調整できます。
耐荷重は約100kgと今回では控えめなので、体格の大きい方は事前に確認したいところ。ただ、くすみ色で部屋の空気を壊さないゲーミングチェアという条件で探すなら、選択肢はそう多くありません。2022年に仕様を大幅に見直している点にも好感が持てます。
枕にも腰当てにもなる着脱式クッションが2つ付属します。リクライニングは無段階で、倒すとアームレストも連動して動く。フットレストを伸ばせばそのまま昼寝の姿勢まで持っていけます。
座面高は40〜48cmと今回で最も低いところまで下げられるので、小柄な方でも足が浮きにくいはずです。内部の素材はウレタンフォームなので座面の構造そのものは標準的ですが、1万円台前半でこれだけ動かせるのは素直に強い。張り地は表面がPU、裏面がPVCという構成です。
座面内部は専用設計のモールドウレタンで、クッションの厚みは100mm。背骨に沿って包み込む構造で体圧を分散させます。ヘッドレストとランバーサポートはどちらも取り外し可能です。
最大180度のリクライニング、12度までのロッキング、70mmの座面高調整。ガスシリンダーはLGAの認証を受けたクラス4で、体を預ける部分の作り込みが価格に素直に表れています。値段は今回で最も高い部類ですが、10年単位で使う前提なら納得できる一脚です。
張り地はPUレザー、クッション材は高密度モールドウレタン。耐荷重136kgで、リクライニングは140度、アームレストは背もたれと連動して動きます。オットマンとランバーサポートも標準装備です。
1万円台前半という価格で、密度の高いウレタンをきちんと使っている。ここが効いています。楽天のランキングで9連冠という実績も納得のバランスで、最初の一脚としてはかなり手堅い選択です。
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座面に高級ソファと同じコイルスプリングクッションを採用しています。ばねの弾力で体重をならして受け止める構造で、S字型の背もたれとランバーサポートが腰椎を支えます。
4Dアームレストは前後・左右・上下・角度の8段階調節。肘の位置がどうしても決まらない、という人にはこの自由度が効きます。張り地は通気性のよいファブリックで、リクライニングは170度。ここまで動く椅子が1万円台にあるのは、正直かなりお得だと思います。
座面に厚さ10cmの高密度クッションを積んでいます。今回の10商品の中でも、座面の厚みを正面から売りにしているのはこの一脚だけ。背中・お尻・太ももへの負担を分散させる設計です。
ヘッドレストは上下3cm調整でき、不要なら外せます。オットマンは使わないときに収納でき、ガスシリンダーはSGS認証のクラス3。全7色から選べて1万2千円台というのは、価格表を二度見しました。包まれる感覚が好きな方には特におすすめです。
1位はGTPLAYERのGT002です。決め手は座面の中身でした。高密度モールドウレタンとポケットコイルを組み合わせていて、密度で支える層とばねで支える層の両方を持っているのは今回でこの一脚だけです。
リクライニングは165度、耐荷重136kg、昇降式アームレストとオットマン、ランバーサポートも付属します。基礎知識で挙げた要素をほぼ全部そろえたうえで、価格は1万円台の後半に収まっている。レビューの数と平均点も今回の中で頭一つ抜けていて、迷ったときにまず基準として置ける存在です。これは正直、外せません。
5. AKRacingとDXRacer、買うならどっち?
この2つは、ゲーミングチェアというジャンルを作ってきた老舗として並べて語られることの多いブランドです。今回はどちらも4万円台後半で、1万円台の商品が並ぶ中では明確に上の価格帯にあります。4つの軸で見ると、強みの出方がきれいに分かれました。
| AKRacing Nitro V2 | DXRacer Drifting シリーズ | |
|---|---|---|
| 価格 | 4万円台後半 | 4万円台後半 |
| 座り心地 | 専用設計モールドウレタン・座面厚100mm | クッション(素材の詳細は非公表) |
| 調整機能 | 最大180度・ロッキング12度・座面高70mm | 90〜135度・ロッキング15度・3Dアームレスト |
| 信頼性 | LGA認証クラス4ガスシリンダー | 3年保証・レザーとファブリックを選択可 |
| 今回の順位 | 5位 | 8位 |
差がついたのは座り心地の軸です。AKRacingは座面の厚みが100mm、内部は専用設計のモールドウレタンと、体を受け止める部分の仕様を細かく公開しています。DXRacerが劣っているわけではなく、公開されている情報からは同じ深さまで踏み込めなかった、というのが実際のところです。
一方で、DXRacerには3年保証という今回最長の保証期間があり、同じシリーズでレザーとファブリックのどちらも選べます。長く使う前提で保証を重視するなら、この差は小さくありません。
背もたれを深く倒して仮眠まで取りたいならAKRacing、保証の長さと張り地を自分で選びたいならDXRacerです。なお今回の1位は1万円台のGTPLAYER GT002でした。この2ブランドが負けたわけではなく、座面にモールドウレタンとポケットコイルを重ねた構造を1万円台で実現したGT002が、価格の軸で大きく先行したという結果です。
6. よくある質問
ゲーミングチェアとオフィスチェアは何が違いますか?
背もたれを倒せる角度が大きく違います。今回の10商品はリクライニングが135度から180度まであり、フットレストやオットマンを備えたものも多くあります。座ったまま休憩する姿勢まで想定しているかどうかが、いちばん大きな分かれ目です。
張り地はファブリックとPUレザーのどちらを選べばいいですか?
手入れのしやすさならPUレザー、蒸れにくさならファブリックです。飲食しながら使うことが多いならGTPLAYER GT002のようなPUレザー、夏場に長時間座るならDowinx 68シリーズのようなファブリックが向きます。DXRacer Drifting シリーズのように、同じモデルで両方から選べるものもあります。
AKRacing Nitro V2のような4万円台と、GTPLAYER GT002のような1万円台では何が違いますか?
今回見比べた範囲では、座面クッションの仕様がどこまで公開されているかと、動かせる箇所の数に差が出ました。AKRacingは座面厚100mm、ロッキング12度、座面高70mm調整と数値が細かく示されています。ただし1万円台にもモールドウレタンを使った商品はあり、価格差がそのまま座り心地の差になるわけではありません。
ゲーミングチェアは体重何kgまで使えますか?
今回の10商品で耐荷重が明記されていたものは、100kgから150kgの範囲でした。ヤマソロ PROSTが約100kg、GTPLAYER GT002とBF088が136kg、calmzen FABLISSが150kgです。体格の大きい方は、購入前にこの数値を必ず確認してください。
7. まとめ
今回並べてみて感じたのは、ゲーミングチェアの価格差は「座面の中身をどこまで公開しているか」に素直に表れる、ということでした。
1位のGTPLAYER GT002のように、1万円台でもモールドウレタンとポケットコイルを重ねてくる商品がある一方で、4万円台でもクッションとしか書かれていないものもあります。カタログの数字を見比べるだけでも、けっこう性格の違いが見えてきます。
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とはいえ、体格や座り方の癖は人それぞれです。ここでの順位はあくまで公開されているデータを突き合わせた結果ですので、参考程度にご覧いただければうれしいです。